30 Oct丸投げ

私は建設会社の事務職の経歴が長く、この業界の仕事のしくみというのは今のネットのIT事業にすごく似ているなと日ごろから思っています。

建設業界は元請がありその仕事を受けた子請け、またその下の孫請けがあって一つのプロジェクトを遂行していきます。

大きな事案になると大手の元請が数社共同で仕事を受注することもあります。

ですが元請があってその仕事を下の位置で受注する子請けや孫請けの存在はいつどこの建設現場でも行われているものです。このような仕事の方法が建設業界では当たり前のシステムとなっています。

このようにすそ野が広がっていくととくに公共工事などの案件では雇用の創出につながることにもなっています。

そもそも建設業は行政の許可が無いと大規模な工事が出来ない為、東京で建設業許可を取得している企業から小さな会社が仕事をもらうのが通常です。

このようなシステムをとった時に作業現場で何らかの問題や建設した物件に何らかの問題が生じてしまったときに誰が責任をとるのかという明確な答えが出てこないこともあって、問題になることがしばしば見受けられることがあります。

本来ならば元請である業者が問題が起こった時には責任を取らなければならないのですが、元請が仕事を受注した時にシステム使用料として落札した金額からマージンを取りその仕事を子請けに丸投げすることも多い業界になっています。

仕事の管理を本来しなければならないはずの元請が丸投げをしたことにより、管理さえも子請けの業者にすべて任せる風潮が出来上がっています。

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